宝塚歌劇団は12日、雪組の次期娘役トップに愛原実花(あいはら・みか)を起用すると発表した。5月に退団する現トップ娘役、白羽ゆりの後任として7月31日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で開幕する「ロシアン・ブルー」からトップスター水夏希と正式にコンビを組む。

 愛原は直木賞作家で演出家、つかこうへい氏(60)の長女。日本女子大学付属高を経て04年「スサノオ」で初舞台を踏んだ。その年、阪急電鉄初詣でポスターモデルを務めるなど入団当初から将来を期待されていた。昨年1月「君を愛してる」の新人公演で初ヒロインを務めた際、つか氏も客席に姿を見せ「まともに見られませんね」と目を細めていた。

 また今年1月、花組で上演した韓流スター、ペ・ヨンジュン主演のドラマ「太王四神記」が6月宝塚、8月東京宝塚劇場で星組が続演することになった。

 [2009年2月13日8時11分

 紙面から]ソーシャルブックマーク