人気デュオB’zのギター松本孝弘(49)とボーカル稲葉浩志(45)が6年ぶりにソロ活動をすることが28日、分かった。2人ともアルバムなどの作品を発売し、全国ツアーも行う。

 松本は世界屈指の名ギタリスト、ラリー・カールトン(62)と共演したインストゥルメンタルアルバムを6月に全世界で発売、その後に全国ツアーを行う。

 今回の共演は07年にカールトン側からオファーを受けたのがきっかけ。08年はB’zの20周年で松本が多忙を極めてタイミングが合わず、昨年になってからレコーディングをスタートした。グラミー賞にノミネート18回、受賞3回の実績を誇るカールトンと松本の共演は「Larry

 Carlton&Tak

 Matsumoto」名義になる。B’zとしてデビューする前からソロ活動をしていた松本にとっては今作が11枚目のアルバム。04年発売の前作「TMG」でオリコン初登場1位を記録しており、新アルバムにもファンの熱い注目が集まりそうだ。

 一方、稲葉もソロアルバムを発売する。B’zとしては作詞に専念しているが、ソロでは作詞に限らず、作曲を含めたトータルプロデュースを担当。04年9月発売の「Peace

 Of

 Mind」までに発売したアルバム3作、シングル3作ともすべてオリコン初登場で1位。04年に行った初の全国ソロツアーでは20公演で20万人を動員するなど、CD発売もツアー動員も破格の人気を誇る。新曲「この手をとって走り出して」(発売未定)は、29日スタートのTBS系ニュース番組「NEWS23

 クロス」のエンディングテーマにも決まっている。

 シングルもアルバムも、CD総売り上げと首位獲得数でトップを誇るB’zの6年ぶりのソロ活動。今夏の日本の音楽シーンには、名ギタリストとボーカルの役者がソロう!

 [2010年3月29日7時24分

 紙面から]ソーシャルブックマーク