漫画家の倉田真由美さん(38)の夫、叶井俊太郎氏(42)が経営する映画配給会社「トルネード・フィルム」(東京都渋谷区)が1日付で倒産していたことが5日、分かった。叶井氏は同日、同社のホームページに「破産申し立てに関するご報告とおわび」と題したメッセージを掲載。「業績と資金繰りの悪化はいかんともし難く、万策尽き果て、東京地裁に対する破産申し立てのやむなきに至りました」と報告した。負債総額は約3億円。

 倉田さんは08年末に叶井氏と交際を開始。そのころから同社の運営資金を援助してきた。日刊スポーツの電話取材に対し「出会ったころから、会社はヤバい感じだった。倒産と聞いても、驚きはなかった。私が会社の延命をしてしまった感じ。お金を出さない方が良かったのかもしれません」と話した。倉田さんは09年11月に第2子(女児)を出産したばかり。3億円の援助は考えたか、という質問に「そんなに出せません。子供2人との生活がありますので。彼の会社を支えることはできませんでしたが、彼の面倒は見ていきます」と頼もしかった。

 ダメな男ばかりを好きになってしまう女を描いた「だめんず・うぉ~か~」が出世作。09年9月に叶井氏と結婚し、夫に多額の金を貸していることから、マンガを再現したようなカップルといわれた。叶井氏は3度の離婚歴があり、数百人の女性と関係した“性豪ぶり”でも知られている。

 [2010年4月6日6時46分

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