嵐の松本潤(26)が、7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」(月曜午後9時)に主演することが27日、明らかになった。2世俳優とワケあり美人のラブストーリーで、ヒロイン役は竹内結子(30)が演じる。嵐のメンバーが月9枠に主演するのは初めて。松本は「この夏、一番ドキドキわくわくするラブストーリーをお届けしたい」と意気込んでいる。

 松本が演じるのは、大物俳優を父に持つ2世俳優。「親の七光り」のコンプレックスに加え、頭でっかちで理屈っぽい性格が災いし、仕事にも恋愛にも行き詰まっているという役どころだ。そんな男が、悩みなど笑って吹き飛ばす元気な女性と出会い、迷いながらも恋に仕事に奮闘していく。松本と竹内は初共演。夏を舞台に、年上の女性と恋に落ちる胸キュンの展開が見どころとなる。

 月9枠に嵐のトップバッターとして挑む松本は「小さいころから見てきた月9ドラマに出演させていただくことをとても光栄に思います」。また「プレッシャーもありますが、自分にできることを探して頑張りたいと思います。全スタッフでこの夏、一番ドキドキわくわくするラブストーリーを皆さんにお届けしたい」と意気込んでいる。

 一方の竹内は「ランチの女王」「プライド」「不機嫌なジーン」「薔薇のない花屋」など多くの月9出演がある。今回は明るく元気で、ある問題を抱えた年上の訳あり美人役。竹内は「ごあいさつの時に感じた松本さんの真摯(しんし)な姿勢と頼もしさについて行こうと思いました。初めての共演を楽しみにしています」。松本も竹内について「多才な女優さん」と印象を語り「ご一緒させていただくのを楽しみにしています」と心待ちにしている。

 脚本は「ブザー・ビート」「ランチの女王」などのヒット作で知られる大森美香氏。三竿玲子プロデューサーは松本の起用について「圧倒的なかっこ良さと女心をくすぐるかわいらしさをお持ちの松本さんに演じていただければ、視聴者の皆さんが毎週応援したくなる愛すべきキャラクターになると思いました」と語る。2人の掛け合いも見どころとし「ツンデレ男子VS元気女子の対決が楽しみになると思います。毎回キュンとする2人のラブにもご期待ください」としている。

 [2010年5月28日10時12分

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