70年代に歌と踊りで一世を風靡(ふうび)したピンク・レディーが1日、都内で「解散やめ宣言」を行った。これまで5度、期間限定復活したが、6度目の再結成となる今回は、2人の意思で無期限活動継続を決めた。

 最初に解散宣言したのは、くしくも30年前のこの日だった。以降、ソロ活動を基本にしていたが、ケイ(52)は恩師の作詞家阿久悠さん、振り付け担当の土居甫さんが他界したことを振り返り、ピンク・レディー活動継続を決意した。「ミーが隣にいるのが当然ではないと気が付いてドキッとして、私が先に(やりたいと)言いました」。

 再出発にあたり、ミー(52)はAKB48を意識した。「私たち、彼女たちのお母さんより年上かも。でも。歌番組で『対決』と言われたら燃えちゃう」。12月1日に新アルバムを発売し、来年3月31日にはライブを行うことも決定している。

 [2010年9月2日8時11分

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