工藤静香(40)が出展した100号(約162センチ×約113センチ)の絵画「瞳の奥」が第95回二科展絵画部で特選に選ばれ、2日、東京・六本木の国立新美術館で喜びを語った。90年の初入選以降、計15回の入選も、二科展会友の推薦資格を得られる特選は初。それだけに「この賞をいただかないと何も先に進めないので」と感激もひとしおだ。

 工藤によると、夫でタレントの木村拓哉(37)と2人の娘も大喜びで、「みんなで焼き肉食べに行っちゃいました」と外食でお祝いしたという。また、工藤は「夜、子どもたちを寝かせてから自宅近くのアトリエで描いていたら、子どもは私の姿が見えないとワンワン泣きながら携帯に電話をかけてきて。急いで戻ったら鼻水出して大泣きしていました」と母親らしいエピソードも明かした。

 同展は13日まで同美術館で開催中。今回は一般応募3007点中、689点が入選し、25点が特選に選出された。

 [2010年9月3日9時37分

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