東北新幹線東京~新青森開業キャンペーン「MY

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 AOMORI」シリーズCMの第5話「新青森駅」編の放送が東日本エリアで始まった。三浦春馬(20)主演のドラマ仕立てのCMシリーズで、第5話では新青森駅に異動した「トーキョー」(三浦)が同駅を初めて訪れ、泉谷しげる(62)演じる駅長と出会うという内容。新青森駅の駅員役で新井浩文(31)が出演、先輩駅員役の吉幾三(57)も引き続き登場する豪華キャストだ。泉谷、新井、吉とも青森県出身。

 三浦は初共演の泉谷の印象を「自然体ですてきな方だと思いました。テレビで『孫に見せる顔は全然違う』とおっしゃっていたので、どんな顔をされているのか見てみたいです」。泉谷は「三浦春馬さんとは初めてなんだけど、ドラマを見ているので、知らない仲ではないような…。吉さんはデビューのころから知っているので、お互い年取ってもキャラクター変わんないよね、なんて話していた」と撮影エピソードを明かした。

 ロケは、12月4日の開業を前に急ピッチで準備が進む新青森駅で行われた。三浦は「とにかくきれい」、泉谷は「ホームの雰囲気が明るくて、今までの駅のイメージとは違う」と驚いていた。

 また、第5話から流れるのが、槙原敬之(41)の新曲「林檎の花」。このキャンペーンのために書き下ろした。テーマ曲の依頼を受けて青森について調べているときに、たまたま見つけたのがリンゴの花が咲いている写真。青空の下で咲いているかれんな花を見て「テーマをこれにしよう!」と思ったという。槙原は「新青森駅が開業するまでの日々が流れていく今回のCMに、『林檎の花』が『林檎の実』になるまでの感じを、駅が開業するまでの日々に重ね合わせられればと思いました」とコメントした。

 [2010年10月26日8時12分

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