タレントのラサール石井(55)が離婚していたことが24日、分かった。32年間連れ添った妻とは15年ほど前から別居し、離婚協議の末に今年1月に離婚した。2月の東京・新橋演舞場公演「ペテン・ザ・ペテン」では中村勘三郎の体調不良による降板のため演出に加えて代役を務めるが、石井はツイッターで「プライベートも仕事も年が明けた途端、驚愕(きょうがく)の激変」とつぶやいている。

 1月4日、ラサール石井は自分のツイッターでつぶやいていた。「どうなってんだオレの正月!

 プライベートも仕事も年が明けた途端、驚愕の激変!

 サプライズの3乗!

 まさに急転直下」と。

 仕事の激変とは、石井が演出する舞台「ペテン・ザ・ペテン」に主演予定の中村勘三郎が過労蓄積による体調不良で降板したことを指しているが、プライベートの激変とは、結婚32年にしての離婚だった。

 石井は早大在学中に劇団「テアトル・エコー」の養成所に入所したが、そこで劇団員女性に一目ぼれし、79年に結婚した。渡辺正行、小宮孝泰と「コント赤信号」を結成し、80年代にブレークするが、前妻は下積み時代の石井を支え続け、2人の間には26歳と25歳の娘がいる。

 しかし、石井は仕事が多忙になった95年ごろから都心にマンションを借りて1人暮らしを始め、別居状態が続いていた。昨年離婚協議が始まり、同12月に協議で決着がつき、今年1月早々に離婚届を提出した。

 今日25日発売の「女性自身」では、石井がクリスマスイブの24日に20代半ばの女性と食事デートして指輪を贈ったことを伝えるとともに、石井に直撃取材。同誌によると、女性のことを聞かれた石井は「離婚協議もすんだので、心機一転と思ったのですが。今はその方はいないんです。今は彼女募集中ということです」と答えている。

 所属事務所では「離婚は事実ですが、その理由は聞いておりません」とコメントしている。19日にツイッターで石井は「生き方考え方見た目、人間はまだまだ変われるよね!」。再婚の可能性もありそうだ。

 [2011年1月25日7時36分

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