未公開株売買をめぐり詐欺罪などに問われ、1審で無罪判決を受けたが、17日の控訴審判決で懲役6年の逆転有罪を言い渡されたタレント羽賀研二被告(49)が23日、インターネットサイト「ニコニコ動画」が放送した検察のあり方を考えるシンポジウムに出演し、取り調べで暴行を受けたと主張した。「検察批判ではない」とした上で、「頭を殴られたり、蹴りを入れられた。耳元で『テレビ芸者や』『もともと嫌いやったんや』などと言われた」と明かした。一方で、「一獲千金肌なところがある。仕事は基本的に汗を流して一生懸命すること」と、自分をいさめるような発言もあった。羽賀被告の弁護側は20日、判決を不服として最高裁に上告している。