東京・浅草の平成中村座で18日、中村勘三郎(56)主演「め組の喧嘩」の終演後に浅草・三社祭のみこしが登場した。力士ととびが派手なけんかを繰り広げて幕となったが、カーテンコールで再び幕が上がると、舞台奥が開き、この日に始まった三社祭のみこしが登場。勘三郎や中村勘九郎もみこしを担ぐと、観客から「ワッショイワッショイ」の掛け声が飛び交った。勘三郎は「平成中村座終わりの月に、三社祭700年祭で浅草の皆さんと引き合わせていただけるのも、神様のおかげのようで本当にありがたい」と一本締めを行った。