爆笑問題の田中裕二(47)が伝染性単核球症による肝機能障害を併発し13日、都内の病院に入院したことが14日、分かった。

 ◆伝染性単核球症

 主にEBVウイルスの初感染によって生じる感染症で、高熱や、血液異常、全身のリンパ節が腫れるなどの症状が出る。同ウイルスには8割近くの人が2~3歳の時に感染しており、小児期に感染した場合は症状を伴わないため、抗体を持たず成年になった際に発症するケースが多い。飲料の回し飲みやキスなどで経口感染することから、近年は「キス病」とも呼ばれ認知度が上がっている。特別な治療法はなく、完全回復までは1~2週間の安静が必要だという。