今年の神宮花火の「最後の大物」は、ロンブー淳だった。8月17日に行われる「東日本大震災チャリティー2013神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)の秩父宮ラグビー場のライブゲストが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(39)が、haderuの名前でボーカルを務めるロックバンド、jealkb(ジュアルケービー)に決定した。

 同花火大会は各会場のライブゲストが徐々に発表されるのが恒例。今年は神宮球場のPUFFY、中村あゆみら、国立競技場の近藤真彦、KinKi

 Kidsら、軟式野球場の三代目J

 Soul

 Brothers、BEASTらが次々発表されてきた。最後になった秩父宮が注目されたが、お笑い界の大物が率いるビジュアル系バンドが名乗りを上げた。

 素顔は全員お笑いタレントという5人だが、コメントを求めると「花火に負けないくらい僕たちもステージで大輪の花を咲かせたいです。By

 jealkb」と実にアーティスト然とした、シンプルな言葉が返ってきた。

 それだけ、音楽には真剣だ。05年の結成当時は、楽器の演奏経験のないメンバーが多数を占めたが、地道な取り組みで徐々に成長。アルバム、シングルとも複数枚発売し、8月3日に東京・渋谷O-EASTでライブを行うなど本格的な活動を続けている。花火に負けない、ど派手なパフォーマンスが期待される。なお、秩父宮ラグビー場でのライブには、野沢直子(50)の出演も決まった。