元AKB48の秋元才加(25)が映画「奴隷区

 僕と23人の奴隷」(佐藤佐吉監督、来年公開)で俳優本郷奏多(22)とダブル主演することが2日、分かった。8月の卒業後に巡り合った大仕事に「いろんな役をやってみたいと思っていた。『こういうこともできる』というところを見せたい」と意気込んでいる。

 原作は小説投稿サイト「E★エブリスタ」で1600万アクセスを記録した大人気小説で漫画化を経た実写映画化。架空の世界で登場人物たちが奴隷を増やすか、奴隷になるかの心理戦を繰り広げる。佐藤監督は「浮世離れしたルックスの方がいい」と主人公エイアに秋元の抜てきを決めた。

 秋元が触発されたのは壇蜜(32)だ。「映画『私の奴隷になりなさい』を見て『奴隷も欲しいし、奴隷になってみたい』と思っていたところに、この話をいただいた」。同作で興味を持ったSM的な世界に、映画で足を踏み入れる。アイドル時代はタブーだった喫煙シーンにも挑戦。「たばこって吸いながら火を付けるんですね」と笑った。

 撮影は9月に終えた。エイアに思いを寄せる弟ユウガを演じた本郷は「秋元さんはサバサバして、いい意味で男らしかった」。ブレないところはそのままに、秋元は新たなタレント人生を歩んでいく。