石原プロモーションの俳優徳重聡(36)と金児憲史(36)が3日、神奈川・総持寺で行われた「節分会追儺(ついな)式大祈祷豆まき」の席上で、そろって結婚を電撃発表した。徳重は静岡市立高時代の同級生で、20年交際した元会社員の一般女性と昨年12月、金児は共演して以降8年交際した女優楊原京子(32)と昨年9月、それぞれ都内の区役所に婚姻届を提出した。

 00年のオーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」の同期2人が、節分の日に「福は内」と言わんばかりに結婚を発表した。徳重は一昨年1月に熱愛を宣言し、昨年の豆まきの際に破局を報告した女性との“20年愛”を実らせた。「あれ(破局)から気が変わり一緒になった。『好みは背があまり高くなく、顔が濃くない女性』と言ってきましたが、彼女を思い浮かべていた」と照れた。20代の頃も、事務所に「結婚なんか10年早い」と言われ、別れたが「ずっと待っていてくれた。感謝しきれない」と頭を下げた。プロポーズの言葉は「そろそろ結婚しますか?」で身内だけの挙式を計画中だという。

 金児は06年にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ「下北サンデーズ」で共演以来、交際を続けた楊原と自身の誕生日の昨年9月14日に結婚。先輩の舘ひろし(64)が保証人になった。出身地の広島・厳島神社で昨年11月に結婚式を行った。「プロポーズがなかなかOKされず…彼女が準備が出来た時、逆に指輪をプレゼントされた。うれしかった」とのろけた。【村上幸将】