広末涼子(32)稲垣吾郎(39)が共演した映画「桜、ふたたびの加奈子」(栗村実監督)が6日、初日を迎え、東京・新宿ピカデリーで舞台あいさつが行われた。交通事故で娘を亡くした夫婦の葛藤と再起していく姿を描いた。物語にちなみ、生まれ変わったらなりたいものを聞かれると、稲垣は「自分がいい。好きなので」。さらに「こうしておけば良かったと思うことが多々ある」と続けた。24歳の時に広末と初共演し、友人に頼まれて関係者を通じてサインをもらったが「稲垣吾郎さんへ」と書かれてあったという。「私のファンじゃないの!?

 と思われていたんじゃないかと。でも今でもサインは部屋にあります」。広末は「覚えてないです」と申し訳なさそうに答えていた。