乃木坂46の妹分グループ、欅坂46(けやきざかフォーティーシックス)が30日、東京・代々木第1体育館で行われた「オールライブニッポン」に出演し、昨年8月の結成以来初のライブパフォーマンスを披露した。

 ライブ冒頭で、今泉佑唯(27)小林由依(16)の2人が登場。今泉は「2人で、『ゆいちゃんず』です」とあいさつ。その上で「今日は、欅坂46にとって、初めてのライブパフォーマンスです。本当は、私たちのデビュー曲を聞いていただきたかったのですが、残念ながら、間に合いませんでした」と明かし、大原桜子の「ちっぽけな愛のうた」のギター弾き語りに挑戦した。

 その後、メンバー21人がステージに出そろい、姉貴分である乃木坂46のシングル「制服のマネキン」を披露した。この日は他のアーティストも出演するため、観客約9000人のうち、欅坂46のグループカラーである緑色のペンライトを持ったファンは500人ほどだった。だが、ペンライトを持っていない観客からも温かい歓声を浴びていた。

 パフォーマンス後は、司会の三代目 J Soul Brothers山下健二郎とトークを展開。1人1人が10秒ずつ次々と自己紹介をしていく企画では、マイクの前に一列になったメンバーたちの間に山下が入り、「Choo Choo TRAIN」のダンスを一緒に披露するシーンも。センター平手友梨奈(14)が「中学2年生、14歳です。欅坂46最年少です」とあいさつすると、大きなどよめきが上がった。

 イベントには高橋優、KANA-BOON、back number、T.M.Revolutionらアーティストも出演した。

 エンディングでは、全出演アーティストがステージ集合。露出の高い衣装を来たT.M.Revolution西川貴教は、「どうしよう。冷静になってみると、こんな女子高生とかが一緒にいるのに、俺、乳首見えてるんだけど」と恥ずかしがった。欅坂46菅井友香(20)は「こんなすてきなステージに立たせていただいて、とても勉強になりました。ここから欅坂46もこんな大きなステージでライブができるように、みんなで手を取り合って、頑張っていきたいと思います」とあいさつすると、大歓声を浴びた。