山下智久(41)が30日、東京国際フォーラムで行われた主演「映画 正直不動産」(川村泰祐監督、5月15日公開)完成披露試写会に登壇。撮影中、英語をトレーニングしながら体を鍛え、芝居もするなど過酷な日々を送ったことを、共演陣に絶賛される中、撮影中「3回、死んでいます」と口にしたとシソンヌ長谷川忍(47)から明かされるなどし、「台本を破りそうになったことがあった」と笑いながら振り返った。
「正直不動産」は、累計発行部数400万部を突破した小学館「ビッグコミック」連載中の、漫画・大谷アキラ氏、脚本・水野光博氏の同名人気漫画が原作。「クロサギ」の夏原武氏が原案を手がけ、客と業者の情報格差にスポットを当て、不動産業界の闇に切り込んだ漫画を実写化した。ドラマは、NHK 総合で22年4月に放送されると話題を呼び、24年1月にはスペシャルドラマ、24年1月には続編の「シーズン2」、25年2月にはスピンオフ・スペシャルドラマを放送し、満を持しての初の映画化が実現した。
山下は劇中で、地鎮祭の準備中、あるほこらを壊した、たたりでウソをつこうとすると強烈な風が吹き、本音しか言えなくなってしまった登坂不動産の営業課長代理・永瀬財地を演じた。顔面に風が吹き付けるシーンが、お約束の見どころで、山下は「米国の撮影もあり、電圧の関係で風が強い。そよ風から台風のような暴風雨みたいなのから受けているのも、見どころの1つかなと」と笑いながら口にした。
登坂不動産と敵対する、大手のミネルヴァ不動産の新入営業・雪野遥香を演じた見上愛(25)は撮影中「ちょうど英語をしゃべる役をやらなきゃいけない時で、練習中で、英語をどうやって勉強されたんですか? と聞いて、教えていただきました」と、山下から英語の勉強法を教えてもらったと明かした。山下は「現場で、こういうことをしたらいいとお伝えしました」と笑顔でうなずいた。
すると、ミネルヴァ不動産立河店副店長の花澤涼子役の倉科カナ(38)も「常に努力なさっていた。不動産用語でセリフも難しい中、別室で英語のレッスンをやられていたり、先生と英語でしゃべったり、すごい努力家だなと。思い出し、山下さんが頑張っているんだから、私も頑張ろうと思って背中を追いかけた」と絶賛。山下は「なるべく、時間を有効に使いたいなと。タイミング的に、ちょうど(英語を)使わなきゃいけないようなお仕事があった。ちゃんと、永瀬をやり切りましたけれども」と答えた。
さらに、登坂不動産の登坂寿郎社長役の草刈正雄(73)も「山下君に関しては、台本を読んで、風が吹いた後に、のたうち回って、すごいセリフをしゃべる。どうするんだろう? と思っていたら見事にやり遂げた」とたたえた。川村泰祐監督も「1日2、3シーンあった時、しびれました。すみませんでした」と笑った。山下は「正直、本当に台本を破りそうになったことがあった」と振り返った。
大河真澄営業部長役のシソンヌ長谷川忍(47)が「主演をやりながら、英語までやりながら、体鍛えながら、あまりに忙しい中でやっていたから、大丈夫ですか?死なないですか? と聞いたら『大丈夫です。もう3回、死んでいますんで』と」と、撮影中の山下の言葉を明かした。
山下は舞台あいさつの最後に「何が本当で何がウソか、分かりにくい時代になっていますが1番、大事なのは人情。寄り添うのが大事。サウナで、おじさんに声をかけられるようになった、人情のこもった作品」とアピールした。
この日は永瀬の後輩社員で“カスタマーファースト命”の月下咲良役の福原遥(27)元登坂不動産の不動産ブローカー桐山貴久役の市原隼人(39)光友銀行ニューヨーク支店勤務で永瀬の恋人・榎本美波役の泉里香(37)ミネルヴァ不動産・鵤聖人社長役の高橋克典(61)も登壇。



