市原隼人(39)が30日、東京国際フォーラムで行われた、山下智久(41)主演の「映画 正直不動産」(川村泰祐監督、5月15日公開)完成披露試写会で、理想の家、譲れない条件を聞かれ「サンダーバードみたいな秘密基地」と答えた。「正直不動産」は、累計発行部数400万部を突破した小学館「ビッグコミック」連載中の、漫画・大谷アキラ氏、脚本・水野光博氏の同名人気漫画が原作。「クロサギ」の夏原武氏が原案を手がけ、客と業者の情報格差にスポットを当て、不動産業界の闇に切り込んだ漫画を実写化。ドラマは、NHK 総合で22年4月に放送されると話題を呼び、24年1月にはスペシャルドラマ、24年1月には続編の「シーズン2」、25年2月にはスピンオフ・スペシャルドラマを放送し、満を持しての初の映画化が実現した。

山下は劇中で、地鎮祭の準備中、あるほこらを壊した、たたりでウソをつこうとすると強烈な風が吹き、本音しか言えなくなってしまった登坂不動産の営業課長代理・永瀬財地、市原は元登坂不動産時代は永瀬の同僚だった、不動産ブローカー桐山貴久役を演じた。

市原は「4年ほど前、放送が始まった後、こんな場所に立てると思っていなかった。ウソみたいです」と感慨を口にした。その上で「不動産を通して人生の物語が満たされていくのと同時に、皆さんの心も満たされていくことを心から願っています」と客席に呼びかけた。そして「社会で生きていく私たちは特に、理性や建前で繕うことによって、自分を見失うことがあると思う。誰かのこと思って、正直に生きることの大切さを学ばせていただきました」と作品に感謝した。また桐山について「永瀬との関係性が、友達でも、家族でも、同志でもない、何とも言えないつながりがある。かけがえがない関係性…僕はすごく大切で、何とも言えない人と人のつながりがたくさんあると思う。そこも大切にしていただきたい」と語った。

理想の家、譲れない条件について聞かれると、市原は「理想なんですけども、サンダーバードみたいな秘密基地に住みたいです」と、かみしめるように口にした。「何もないと思ったら、山から出てくるとか。男の夢ですよ」と訴えた。