2度目の出場となる乃木坂46が、堂々と通しリハーサルに臨んだ。後半戦1番手の白組RADWIMPSが「前前前世」を歌った後、紅組司会の有村架純(23)から「後半戦、紅組トップバッターのみなさんは、今年ついにミリオンヒットを記録された乃木坂46のみなさんです」された。

 その後、メンバー35人が入場した。28日のリハーサル初日は女学生風の制服姿だったが、この日は紅白のために新調したという華やかな赤いドレス姿を初披露。有村から「人気爆発中のみなさんです。メンバーの橋本奈々未さんが、来年2月で卒業されてしまいます。橋本さん、今のお気持ちはいかがですか」と聞かれ、橋本は「はい。本番、ここで気持ちを話します」と応じた。白組司会の相葉雅紀(34)は「そうですね。本番、ここでお願いします」と笑顔で話した。

 有村から「橋本さん紅白ラストステージです」と紹介されると、ステージ中央にしたメンバーたちが「サヨナラの意味」を披露した。サビの部分では、メンバーが3つのブロックに別れ、それぞれ、前のメンバーの肩に手を置くダンスを踊った。中央の選抜メンバー16人のブロックは橋本、向かって右側のブロックは寺田蘭世(18)、向かって左側のブロックは樋口日奈(18)がセンターポジションを務めた。生駒里奈(21)は、前髪をそろえた新髪形で初登場した。

 パフォーマンスを終えると、橋本が「本番、よろしくお願いします」とあいさつし、全員で頭を下げ、退場した。曲の尺は、初出場の昨年よりも20秒以上長い約2分半。NHKからの期待の高さをうかがわせた。