テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)の4日放送で、4月28日に急病のため73歳で亡くなった女優五十嵐淳子さんについてのニュースを伝えた。

公式サイトで発表された夫で俳優の中村雅俊(75)のコメントに、「俺の人生最大のラッキーは妻と出会ったことでした。その妻を亡くすことなど考えたことがなくて、今はその現実を受け止めることができません」というくだりがあったことについて問われたコメンテーターが、涙ながらにコメントする場面もあった。

番組では、五十嵐さんの芸能活動や中村との結婚後、おしどり夫婦と呼ばれた関係などに焦点を当て、生前、五十嵐さんが中村のことを「亭主わんぱく」と語っていたエピソードのほか、夫妻は来年、結婚50年の金婚式を迎える予定だったことも伝えた。

大下アナは、月曜コメンテーターを担当する戦略コンサルタントの田中道昭氏に「突然のことだったようで。中村さんのコメントに五十嵐さんへの思いがあふれていますね」と問いかけた。これに田中氏は「そうですね」と応じ、「自分の人生最高のラッキーが相手との出会いだったという発言をされている。中村雅俊さん、本当におつらい気持ちではないかと思います」と口にした。「50年近く夫婦をやっていると変わっていくことも変わらないこともあるでしょうし、変わるべきではないこともいろいろあるでしょうがその一つが、お互いに相手でよかったという思いですよね」「それをきちんと口に出して言えるというところが、本当にすばらしいと思いました」と語った。

その上で「おつらい気持ちを何とか乗り越えていただきたいと思いますけれど、このタイミングで『出会ったことが人生最高のラッキーだった』と言えるということは、本当に素晴らしい…相手と出会えたと思いますし…そのことをぜひ誇りに思っていただければと思います」と、涙をこらえながら口にした。

大下アナは「ですね」と応じ、「一男三女のお母さまでもいらしたので、きっとお子さんも中村さんを支えて差し上げるでしょうね」と、口にした。

中村の公式サイトは2日、「【訃報】」のタイトルで、文書をアップし、五十嵐さんが4月28日、急病のため亡くなったことを報告した。通夜、告別式は「故人ならびにご遺族の強い意向により、近親者のみにて執り行いましたことを併せてご報告申し上げます」とされ、「あまりに突然の出来事に、ご遺族一同、未だ深い悲しみの渦中におります。今はただ、故人の冥福を祈り、静かに見守っていただければ幸いです」などとつづられた。

五十嵐さんは、1952年(昭27)9月20日、埼玉生まれ。「五十嵐じゅん」として芸能界デビューし、70年代前半、雑誌モデルとして活躍。75年、映画「阿寒に果つ」で主演し、その後、芸名を本名(五十嵐淳子)に改めた。77年2月、日本テレビ「俺たちの勲章」で共演し、結婚した中村とは、芸能界屈指のおしどり夫婦として知られた。