フォークシンガー松山千春(70)が3日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。「憲法記念日」当日に自身の思いを口にした。
「つくづく思うのは憲法記念日の日になんか、日本国憲法に関してもっともっとテレビ、ラジオ、新聞、国民がどう思ってるのかっていうのをもっと取り上げてもらいたい」と切り出した。
「高市総理はどちらかと言えば、改憲派。今の憲法を改憲、だいたいの人がそうなんだけど、第2章戦争の放棄、憲法第9条の話だと思うんだよな。これ、改憲したい人と護憲、守るべきだと。この憲法は守るべきだっていう人たちがいるんだけど」と説明。
「俺は護憲、当然守らなきゃいけないと思うけどな。この憲法を1字1句変えずに日本はやっていくんだって言われたら、ちょっと待ってくれと。世界情勢はどんどん変わっていくし」と持論を展開した。
「一番問題なのは第9条だよな。9条読んでいれば、自衛隊は正直持てない」とした上で、憲法9条の条文を読み上げた。そして「要は戦争はしませんよっていう話なんだけど、そのためには陸海空軍その他の戦力は持たないって書いてあるんだよな。交戦権は認めない。これな、世界中の国の憲法にこの文が入ってれば、何てことないんだ。我が国日本独特の戦争の放棄、第9条ですからね」と語った。
続けて「じゃ俺たち別に、日本は戦争なんて絶対したくない。けど、もし何かの飛び火が飛んできて仕掛けられた時には、我々どうすればいいわけ? 兵隊武器も持たない、そんな中で近隣諸国には核兵器を持った中国やロシア、北朝鮮っていう国々があって」と話した。
さらに「ロシアの方々がいてだぞ、もし何かあった時にさ、日本は戦争しない、武器持っちゃいけないんだからって言われたらさ、ちょっと待ってくれよっていう気持ちになるよな。自分は自衛隊は必要な軍隊である、そういうふうに考えてるしな。もちろん、この憲法にあるように、陸海空軍その他の戦力を持たないのは、究極の理想であるとは思うんだけど」と語った。
「千春、お前は理想を追求しないのかと。そりゃまた別よ。もちろん理想は追求するよ」と自問自答した上で「しかし、現段階で自衛隊を認めないというのは、いかなるものかなっていうのもあるし。第9条を改憲するべきだと思うし」と語った。
そして「俺は護憲派の気持ちも分かるんだ。憲法絶対。だけど先言ったけど、1字1句変えないっていったら、せっかくの日本国憲法を殺してしまうんじゃないか。自由に憲法、改憲していっても構わないんじゃないか」と投げかけた。
「本当に今の国際情勢の中で、日本の第9条を守っていけるのだろうか。ならば憲法を…あくまで主権者は国民ですから。あなた国民1人1人が最高主権者ですから」と語りかけた。
生放送は札幌市のSTVラジオで行われた。



