横浜市内で開催中の、第4回横浜国際映画祭で3日、「東京彼女presents横浜国際映画祭新人女優オーディション」が行われた。最優秀賞は、高校1年生の酒井希愛(さかい・きい)さん(15)が受賞。審査員の映画監督・成田洋一氏による成田洋一賞と2冠に輝いた。
特別審査員を務めた松本まりか(41)は、冒頭であいさつを求められ「私はオーディションに落ち続けてきた女優であります。26年目…最初のオーディションは15歳。落ち続けた私が審査員をするなんて、おこがましいと思ったんですけど」と、まず自らの歩みを語った。その上で「受かる女優さんは、数少ないと思います。落ちる子たちが多くいる中で、私はその子たちの才能、魅力を見て欲しい」と審査員に訴えた。
自らの女優人生と重ねたのか「あまり、うまくしゃべれなくて…」と時折、感情が高ぶったように口にする場面も見られ、オーディションへの思い入れの深さと、約2000人の応募者と、その中から選抜された20人のファイナリストを思いやる気持ちを、随所ににじませた。「とにかく私は女優という生きものが、すごく面白いと思うので、一人一人の魅力を見ていただいていただきたいですし、受けるみんなにも、はみ出しても良いから自分の表現を、自分らしく楽しんで出せたら良いと思います」と呼びかけた。さらに「すごく上手な言葉じゃなかったですけど、何かの始まりの1日になるよう、楽しんで見いだしていただければ」と呼びかけた。
授賞式で、2冠に輝いた酒井さんへのコメントを求められると「裏で、監督達と審査させていただいて、どの子がいいかなと一人一人、好みがあった。酒井さんは、すごく評判が良かった。皆さんに自信を持っていただきたい。すごく可能性がある。今日、ここから羽ばたいてくれたら、うれしい」と呼びかけた。



