U-NEXTで配信中の連続ドラマ「ちるらん新撰組鎮魂歌」の「京都決戦編」最終話と世界配信スタートを前に、散った桜の花びらで完成するグラフィック広告「CHIRU-CANVAS」の制作過程と完成ビジュアルを映した特別ムービーがTBS公式YouTubeチャンネルとドラマ公式Xで公開されている。

同作はTBS×U-NEXT×THE SEVENグローバルプロジェクトとして立ち上がり、3月末に「江戸青春編」をTBS系で前後編で放送。その後、U-NEXTで続編を配信している。「CHIRU-CANVAS」は、満開の桜の木の下に粘着加工を施した特製ボードを設置し、舞い散る花びらがボードに貼り付いていくことでビジュアルを完成させるという独自の表現手法で制作。作品の魅力のひとつである、「信念のために命を燃やし、美しく散っていく新撰組の生きざま「“散り様”の美しさ」を約2万枚の花びらで表現したという。

桜吹雪のベストタイミングを狙って10日間かけて制作にトライし、完成ビジュアルは主演の山田裕貴演じた土方歳三のセリフ「咲けるだけ咲いて、散りゃあいい」とともにシルエットが浮かびあがったものとなった。ムービーの最後には、土方と、最大の敵・芹沢鴨(綾野剛)のセリフも重なる。またJR原宿駅には5月11日からポスターも掲出される。

コメントを寄せた山田は「僕は最初、『桜の装飾を作ったんだな』くらいに思っていたんです。でも裏話を聞いて驚きました。天候とか桜の状態を見ながら、10日間もかけて制作にトライしたと。桜の花びらが自然にそこへ舞い落ちて、ちょうどいい具合にたまるまで完成ではないということですよね。いや、もう(気持ちを)込めすぎてて…(笑い)。もちろん、応援してくれる皆さんが作品を見て感動してくれるのは、最高にうれしい。でもそれ以上に、制作サイドの皆さんが『この作品のために』と、そこまで情熱を注いでくれている。そのことが、もう本当に『桜満開、山ちゃん満開』ですよ!本当に、それが何よりうれしいなと思いました」と語った。

今年はゆっくり花見をする時間もなかったといい「そんな中、高杉晋作役の北村匠海君がボーカルを務めるDISH//の新作アルバムにコメントを寄せるお仕事をいただいて。匠海っちの歌声を聴きながら、桜の下を歩いていたんですよ。周りではみんな楽しそうにお花見をしていて、その中を桜が舞っている。それを見ていると、どうしても『ちるらん』のことを思い出すんですよね。『ちるらん』にとって、桜はすごく大事な存在です。時代がどう変わっても、そこには確かに『人が生きた歴史』がある。道に散った花びらは、普段は気にせず踏んじゃうものかもしれない。でも、この作品を通して、かつて一生懸命に生きて散っていった人たちのことを、ふと思い出してもらえたらうれしいです」と話した。