乃木坂46が、デビュー5周年を迎えた22日、さいたまスーパーアリーナで、「5thイヤーバースデーライブ」の千秋楽公演を開催した。

 今月20日からの3日間で、これまで発売した乃木坂46の全曲を披露するというコンセプト。この日はダブルアンコール含めて48曲が披露された。

 冒頭は「太陽ノック」「おいでシャンプー」などのアッパーソングで始まり、デビュー曲「ぐるぐるカーテン」も歌った。途中、昨年9月に加入した3期生12人も登場。梅沢美波(18)をセンターに「ハルジオンが咲く頃」を歌い、さらに「白い雲にのって」「ハウス!」と計3曲を披露した。

 ユニット曲も多数歌った。堀未央奈(20)らの5人組ユニット、サンクエトワールは、中元日芽香(20)が休業中のため、4人で「君に贈る花がない」を披露した。歌唱後、寺田蘭世(18)が「ひめたん(中元)大好き」とメッセージが書かれた手のひらをカメラに向かって見せ、大歓声を浴びた。

 終盤には、「何度目の青空か?」「君の名は希望」「きっかけ」の3曲をオーケストラの演奏をバックに歌った。ファン3万5000人を魅了した。その後、3期生の梅沢は「今日見せていただいた景色を忘れずに、早く先輩たちに追いつけるように、中学生メンバーも合わせて、3期生12人全員で頑張っていきたいと思います」とあいさつ。2期生は寺田、1期生は西野七瀬(22)が順にあいさつした。

 アンコールでは、3月22日発売の17枚目シングルのタイトル「インフルエンサー」を発表。ダブルセンターを務める白石麻衣(24)と西野があいさつした。西野は、「『インフルエンサー』なので、多分、『インフル』と略されると思います」と笑顔で話した。

 ラストはダブルアンコールで「ガールズルール」を歌った。白石が、涙を流した3期生大園桃子(17)の頭をなで、和やかな雰囲気で締めくくった。