阪神坂井オーナーが球団事務所を訪れ、金本知憲監督に来季の続投を要請した。金本監督のコメント。

 「こっちは意気に感じてやるだけです。こちらは1年半やってきたことを続けてやるだけ。オーナーもそれを望んでいる。引き続きがんばってほしい、と」。

 新外国人ロジャースは後半戦開幕からの1軍デビューが見送られることが決定。

 「もうちょっと(2軍で)出た方がいいんじゃないか。守りとか体の切れもあるし、実戦で出てみて、いきなり1軍で試すというのは、ちょっとね」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -ロジャースの印象の変化は

 金本監督 そんなにないな。

 -タイプ的には

 金本監督 ああいうタイプ(笑い)。

 -体が絞れてきたら

 金本監督 どうなんかな。バットが振れさえすれば、そこそこいけると思うけどな。日本で成功している外国人は基本的に振れるバッターやね。スイングスピードがなくても、マートンのようにずば抜けたミート力とか、そこらへんだと思うし。

 -糸井、福留を考えると、右打者が主軸に入ってほしい

 金本監督 それは組みやすいよね。ジグザグは理想だから。相手がリリーフを出しにくいから。こっちもジグザグで組まれていると、リリーフをどうしようかな、とね、1番目と3番目が左バッターいると、左ピッチャーでいくよね。でも、ランナーが1人、2人出た時に、右にドーンとバッターいると、左を使えない時がある。そのイニングにピッチャーを2人使えない時がある。迷うよな。後に出てくる右バッターをうちの右ピッチャーが抑えてくれるなら…、とかいらんことを考える。ジグザグは嫌よね。

 -特に夏場の6連戦になると

 金本監督 週によるけどね。火、水、木と2回ぐらい登板したら、気にするよね。基本的には週2回か3回、多くても4回という目安はもっている。

 -ドリス、マテオ、桑原は

 金本監督 3人と(高橋)聡文も入る。1週間に50球超えるとね。