「第90回キネマ旬報ベスト・テン」が10日発表された。邦画1位はアニメ作品「この世界の片隅に」が選ばれ、片渕須直監督は、日本映画監督賞も受賞した。アニメ作品が1位になったのは、第62回(88年度)の「となりのトトロ」以来。外国映画1位は「ハドソン川の奇跡」。

 そのほか、日本映画脚本賞は「シン・ゴジラ」の庵野秀明監督、主演女優賞は宮沢りえ、主演男優賞は柳楽優弥、助演女優賞は杉咲花、助演男優賞は竹原ピストル、新人女優賞は小松菜奈、新人男優賞は村上虹郎、外国映画監督賞はクリント・イーストウッド監督。

 2月5日に都内で表彰式が行われる。