ここ3週連続で平均視聴率20%を超えるなど、絶好調の日本テレビ系冒険バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)で、その高視聴率の原動力と言われているのが、昨年8月から出演している、お笑いコンビANZEN漫才のみやぞん(31)だ。

 出演は毎週ではないものの、キャイ~ンのウド鈴木(47)を思わせる天然キャラで、言葉の通じない海外に飛び込んでネタを披露するなど“男版イモトアヤコ”として活躍。そのキャラクターには、タレント伊集院光や南海キャンディーズ山里亮太も「面白い!」とほれこんでいる。

 ANZEN漫才は歌ネタが持ち味で、お笑いコンビ、どぶろっくの一番弟子。ギターの弾き語り&ボケ担当みやぞんと、ラップ&ツッコミ担当あらぽん(31)が09年に11月に結成した。このほど、「イッテQ」効果で知名度が急上昇している追い風に乗って、4月19日にシングル「かならず選挙に行く」でCDデビューが決まった。CDには歌唱2曲のほか、芸人らしく2つの得意ネタを収録している。

 みやぞんが次に「イッテQ」に出演するのは3月5日の予定。CDデビューが決まったことで、さらに勢いに乗ることができるのか注目だ。

 ◆ANZEN漫才(あんぜんまんざい)ギターの弾き語り&ボケ担当みやぞん(本名・宮園大耕、1985年4月25日生まれ)と、ラップ&ツッコミ担当あらぽん(本名・荒木祐、1985年10月13日生まれ)のコンビ。東京・足立区生まれの幼なじみで09年11月に結成。歌ネタが持ち味。