乃木坂46が19日、東京・六本木のEXシアター六本木で、20日に初日を迎える舞台「あさひなぐ」の稽古を一部、報道陣に公開した。

 「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の人気漫画が原作で、さまざまな境遇の女子高生たちが、高校のなぎなた部に青春をささげる「女子のスポ根」作品の初舞台化作品。主人公でなぎなた初心者の東島旭を演じる斎藤飛鳥(18)は、「みんなで知らないところから入って、一緒にパワーアップしてきた。今まで自分がやってきたことを信じてやれば、初日はうまくいくとは思う」と自信を見せた。

 原作の設定通りにめがね姿で登場したが、長さ18センチの小顔に不釣り合いなほど大きく、不安な様子で「めがね姿が鈍くさいなと思って、それを見られるのが緊張します」と明かした。すると、野上えり部長役の生駒里奈(21)から「顔が小さくて、めがねが大きいからだよ」とフォローされていた。

 ライバル校で斎藤と同学年の一堂寧々を演じる堀未央奈(20)は、斎藤との関係を「旭のライバルとしてやらせていただいているけど、実際はバチバチしてない」と明かした。「2人ともゆとり世代なので、マイペースなんですよ(笑い)。ゆったりしてるので、けんかっぽくなるところも、『ごめん』と言いながらやってる。日常のストレス発散じゃないけど、殻を破って寧々ちゃんを演じてます」と笑わせた。2人が殴り合う場面もあり、報道陣から「その場面がストレス発散か」と聞かれると、堀は「声を張り上げるので、そこでストレスが飛んでいくなって思います」と訂正していた。

 ほか井上小百合、新内真衣、若月佑美、生駒里奈、衛藤美彩、北野日奈子、真琴つばさが登壇した。

 舞台は6月に大阪・森ノ宮ピロティホール、愛知県芸術劇場大ホールでも上演される。