高知県出身の俳優和田正人(39)が、昨夏の甲子園に出場した高知商野球部が同校のダンス同好会の有料イベントに参加したことで、日本高野連が処分案を上申すると決めたことについて疑問を呈した。

問題視されているのは、引退した3年生部員が昨年12月に高知市内の施設であった入場料500円のダンス発表会に参加し、ユニホーム姿で踊るなどしたこと。甲子園での応援に対する感謝として、参加したという。高野連は、「イベント参加は問題ないが、有料であることが問題。商業的利用にあたる。部長の認識が甘かった」として、2月1日に開かれる日本学生野球協会審査室会議に野球部長の処分案を上申することを決めた。野球部長はダンス同好会の顧問を兼ねていた。

高野連の対応に、ネット上では「高野連さん、これの何がいけないの?」「え?甲子園大会は入場料無料なんですか?」「有料=金もうけって考え方ってどうよ?」と疑問や違和感を唱える声が多数あがっている。

和田も21日にツイッターを更新し「高知県出身者として俺も呟こう。『こういうの一応、アカンみたいな決まりになってるっぽいんで、気を付けて下さいねー』で、よくない?高野連さん」と自身の考えをつづった。