女優天海祐希(45)が6日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた同局系ドラマ「緊急取調室」(9日スタート、木曜午後9時)の制作会見に出席した。

 取調室という密室で繰り広げられる異色の刑事ドラマ。天海は「役に合わせて20、30センチ切りました」という10年ぶりのショートカットで登場。「お化粧の時に鏡を見て髪が短いと『今、この役なんだ』って目から思い込めるんです。プラス、シャープさも出ますし」と初めて演じる取調官役への意欲を示した。

 天海によると、収録の控室では、田中哲司、大杉漣、小日向文世ら共演する個性派俳優たちのトークが止まらないという。「まぁ皆さんずっとしゃべってるんです。『(カメラが)回ってる!』と怒ると、ピタッと止まるんです」。

 これに対して大杉は「天海さんに怒られたいんです。普段は『漣さん』だけど『漣くん』になるので、それを言ってもらいたくて」と笑った。

 天海にとって同局の連ドラ主演は初めて。「皆さんの力で『きんとり(緊急取調室)』を育てていってほしい。次もやりたいので」と続編にも意欲満々だった。