俳優でミュージシャンの毛利ケンイチ(41)が肺がんで闘病中の父ジョニー大倉(61)にささげるために作られたウォーラス一座公演「短き不在」(2月6~11日、東京・八幡山ワーサルシアター)で初舞台を踏むことが27日、明らかになった。

 ジョニーがタバコを吸う影絵をポスターに使用、劇中にジョニーをほうふつとさせるがんで余命を宣告された殺陣師が登場する。

 昭和のスター俳優役の毛利は「舞台をやりたいと思っていたところに声をかけていただいた。ジョニー大倉にエールを送る舞台にしたい」。

 演出で主演の水野哲(49)は「初の舞台でもセリフが出て来るのは素質」。2役を演じる水沢有美(61)は「時折、見せる表情がジョニーさんにそっくり」と話した。