イタリアの男子代表では初の女性監督がデビューした。パトリツィア・パニコ(42)がU-16(16歳以下)イタリア代表を率いて、22日に同ドイツ代表との親善試合を行った。パニコは元選手で、イタリア女子代表で204試合に出場し、110得点を挙げたFWだった。

 23日付伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、本来のゾラット監督がU-19代表の試合に行ったため、この日と24日のドイツとの再戦の2試合だけ、暫定的に指揮を執る。22日の試合は1-4で敗れたが、「落ち着いて仕事ができたと思っている。今後も女性がこの仕事に就くことが特別視されないようになるといいと願っている」とコメントした。