ブンデスリーガで残留争い中のマインツについて、25日の独紙ビルトは「武藤嘉紀に希望」という見出しで、以下のように伝えた。

 3試合の好ゲームで勝ち点5を取ったが、前節アウクスブルク戦ではまた悪い顔が出てしまった。戦えず、アイデアもゴールへの予感もなかった。降格チームのようだった。14位ウォルフスブルクと16位フライブルクと同勝ち点の15位。17位ハンブルガーSVも勝ち点5差に迫っている。

 勇気をもたらすのは武藤だ。7得点でチーム内得点王の武藤はFWの無得点状況を終わらせなければならない。筋肉系の問題で4試合に欠場。アウクスブルク戦で終盤に出場した。

 チームマネジャーのルーベン・シュレーダー氏は「ゲームをうまく乗り越えた。いいサインだと思う。ライプチヒ戦ではチームの全戦力で臨めるのがベストだ」とコメント。同時に「主力級の選手6人が欠場となると、ほかのクラブでもそれを乗り越えるのは難しい。ブロジンスキ、ベル、バログン。彼らは日曜日までにプレーできるようになるかもという希望がある」と現状を分析していた。