男子ダブルスで園田啓悟(26)嘉村健士(26=ともにトナミ運輸)組が連覇を飾った。

 遠藤大由(30)渡辺勇大(19=ともに日本ユニシス)組をフルゲームの末、2-1で破った。前週のスーパーシリーズ(SS)香港オープンに続く2週連続優勝となった。

 第1ゲームは圧倒したが、第2ゲームを取られると、第3ゲームも接戦が続いた。相手はリオデジャネイロ五輪代表の遠藤と、天才といわれる19歳の渡辺組。第3ゲームは2度、マッチポイントを握られたが、23-21で振り切った。9月の全日本社会人選手権で敗れた相手にリベンジしての連覇。2週後は五輪、世界選手権に次ぐ世界最高峰スーパーシリーズファイナル(14日開幕、ドバイ)に出場する。リオ五輪出場を逃しただけに、嘉村は「東京五輪を目指して頑張る」と笑顔をみせた。