J2山形が、明日31日から静岡・清水Jステップでのキャンプに突入する。昨季J2日本人得点王FW大島秀夫(24)の穴を埋めるべく、最も注目されるFW争いが、いよいよ本格的に始まる。仙台は、右足親指骨折で別メニューで調整を続けてきたMF財前宣之(27)が、今日30日から始まる1次キャンプ(福島・Jヴィレッジ)からチームに合流。J1再昇格へ向け動き出す。
レギュラーが白紙状態の山形にあって、FW争いは最もし烈を極める。現在、新加入選手3人を含む6人がひしめき合い、すでに最終候補をリストアップしているというブラジル人FWが1人加わる。「選手によってシステムは変わる」としている鈴木淳監督が3トップを組んだとしても、半分以上の選手が控えに回る計算だ。
昨季日本人得点王で絶対的なFW大島が抜けた大きな穴は、大きなチャンスでもある。新加入の阿部祐太朗(20)原竜太(23)の元U−20日本代表コンビに加え、昨季は交代選手ながら4ゴールずつを決めている林晃平(26)根本亮助(24)らが、その座を狙う。
「サッカーに集中してできる」と山形の環境を気に入っている原は「大事な1年」と、自身のサッカー人生においても勝負の年と、レギュラーどりを見据える。毎試合MVP宣言をした阿部にしても「まずは、レギュラーに定着しなければ」と、慢心はない。
例年以上の積雪で、室内トレーニングを余儀なくされてきた山形の選手たち。ようやくグラウンドでボールを蹴られる環境が整うキャンプで、本格的な「ポスト大島」競争が激化する。【塩谷正人】
[2005/1/30/11:24 紙面から]
写真=キャンプを前に円陣を組む山形の選手たち
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