柔道日本代表の先陣を切った男子60キロ級高藤直寿(23=パーク24)は初戦で反則勝ちした。

 柔道着の胸にある日の丸を拳でたたき、気合を入れて登場。シッカーディ(モナコ)に対し、足技を積極的にかけた。1分7秒、小内刈りで有効の判定。だが、直後ビデオ判定が入った。相手が立ち技で下半身をつかんだため、反則負けとなり、高藤に軍配が上がった。

 ロンドン大会で金メダルなしに終わった男子柔道の復権をかけて先陣を切った高藤が上々の勝ち上がりを見せた。