初の五輪メダル獲得を目指すリオデジャネイロ五輪新体操団体総合日本代表の5人が2日、リオ五輪前最後の合宿地、ブラジル・アラカジュへ成田空港から出発した。2度目の五輪出場の畠山愛理(21)は「自分たちが本番で(本場の)サンバより激しく踊れるように」と誓った。「ロンドンの時は(チーム)最年少で、すごくドキドキというか全てが初めてのことで緊張していた。1度経験している分、今は落ち着いている」。今回は松原に次ぐ年長者になり、仲間へ経験談を伝えるまでに成長して、リオに乗り込む。

 畠山は昨年のミス日本でコンテスト応募者以外の一般女性を対象として新設された「特別賞(和田静郎特別顕彰)」を受賞。美しさ故に異国の地でナンパされたらと問われると「私はそんなに軽くない!」と笑顔で一蹴した。美人アスリート集団「フェアリージャパン」として悲願のメダルへ華麗な舞を見せる。