日本競泳陣は25日、サンパウロ合宿から1泊2日の強行日程でリオ入り。選手村に入村して昼食をとった後、午後5時過ぎに競泳会場に現れた。まだ工事が続く本番会場を見学し、テントが張られた屋内のサブプールで初練習。

 女子の新星、池江璃花子は「こんなに冷たいプールで泳いだのは初めて」と驚いた。サブプールの水温は25度前後、競技規則(25~28度)ギリギリの低さに多くの選手が戸惑った。一般的に日本選手は欧米選手に比べて高い水温を好むと言われるだけに「気になりました」と正直。もっとも「タイムは悪くなかったし、水はキャッチしやすくて泳ぎやすい」と自信もみせ、「目標は決勝に行くこと。決勝レースで3番に入れれば」と、メダル獲得を目指す。