<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-2韓国>◇決勝◇1月30日◇ドーハ
「谷間の世代」という前評判をはね返したメンタルに敬意を表したい。サッカーは精神力が影響することをあらためて感じた。その中で、浅野のスピードと馬力が確認できたことは大きな収穫だ。韓国はパス回しが速くて球際も強く、勝つのは難しいと思ったが、浅野がそれを上回っていた。
特に決勝点は、相手と競り勝ってマイボールにして得点した。日本には足の速いFWは今までもいたが、パワーも兼ね備えた選手は珍しい。今はスーパーサブでいいと思うが今後、くさびを受ける技術を身につければ、A代表はもちろん、日本にとどまらない選手になれると感じた。
日本は決勝トーナメントに入って失点が増えた。このまま世界と戦うのは難しい。韓国戦ではボランチのところで競り負けて展開される場面があり、サイドもやられた感がある。ヘディングで競ることができるボランチと球際に厳しいサイドバック、中盤と連動しながら積極的に動いて得点できるFWも必要だろう。
メダルを目指すリオ五輪ではオーバーエージの力が必要だと思う。FWなら大迫や武藤、ボランチは柴崎が適任で、サイドバックは酒井宏がそれに当てはまる。(日刊スポーツ評論家)




