FIFAランク4位のなでしこジャパンが、2-1で同6位のイングランドを下し、2大会連続の決勝進出を果たした。

 日本は前半33分にMF宮間あや主将(30)のPKで先制。同40分にPKで同点とされたが、終了間際の後半ロスタイムにMF川澄奈穂美(29)の右クロスを相手選手がクリアミスし、これが決勝のオウンゴールとなった。

 川澄は「やっと決勝に行くことができるのでホッとしています。相手のサイドバックが下がっているのが見えたので、仕掛けていけば良いところにボールを上げることができると思った。中に大儀見選手と岩渕選手がいてくれたので、ああいう形になったと思う。本当は(自分が)得点を決めて、もうちょっとすんなりといきたかったですけど、W杯はそんな簡単に勝てるところじゃない。そんな中で全員で結果を出せたのがうれしい。次の1戦も全員で戦って絶対に勝ちたい。(負傷で離脱した)安藤選手も(決勝が行われる)バンクーバーに来られることになったので、23人全員で戦いたい」と話した。