なでしこジャパンが5日、リオデジャネイロ五輪が絶望的になった中国戦から一夜明け、堺市内で約1時間半の練習を行った。

 後半23分から途中出場していたMF川澄奈穂美(30=INAC神戸)は「(後半20分に)1点取り返した後、時間があった。引き分けに持ち込めたらかなり状況が変わったけれど、終わってしまったことなので」と敗戦のショックから必死に頭を切り替えた。

 前日は帰りのバスで佐々木監督から「あと2戦、しっかり戦おう」と選手に向けての言葉があったという。DF有吉は「いい準備をして、応援していただいているみなさんに、何かが伝わるようにしたい」と7日のベトナム戦を見据えた。