日本サッカー協会は27日、女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督に、U-20(20歳以下)女子代表の高倉麻子監督(48)が就任したと発表した。

 新監督決定を主導した今井女子委員長は「さっぱりした方。強くて、それでいて細やか」と新監督の人柄を評した。契約期間は非公表だが「東京五輪、4年後を目指している」と長期サポートを示唆。さらに強化のため代表戦を増やすこと、ハリルジャパンのような国内組ミニ合宿の導入にも興味を示した。コーチ陣など組閣は、これから。初陣となる6月の米国遠征は「多少暫定的な顔ぶれになるかも」と慌てず高倉ジャパンのスタッフを作り上げる。