ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)が1日、新たに投資家としての活動をスタートさせると、インスタグラムの公式アカウントにメッセージをアップした。いつも通り英語で書き、その後に日本語でもつづっている。

 創業間もない企業や起業家のスタートアップを助ける「エンジェル投資家」となる。

 7月に「デジタルガレージ ファーストペンギンアワード」の初代受賞者となった。贈られた副賞の賞金5000万円をすべて、次世代のために投資する。

 インスタグラムにアップされたメッセージの一部は次の通り。

 「先日、ファーストペンギン賞を受賞させて頂いた際に賞金として5000万円頂きました。これからそのお金をエンジェル投資家としてスタートアップやベンチャー企業に全額投資していきます。(中略)賢くて勇敢なスタートアップやベンチャー企業の起業家達に投資をしようと勝手ながら決めさせて頂きました。先ずは10社くらいに投資していこうと考えてます。今回の賞金に限らず今後もKSK Angel Fundを通して次世代に少しでもより平和で明るい未来を残せるようにエンジェル投資家として可能な限り投資し続けていこうと考えています。行動あるのみ」

 6月に30歳になった本田はサッカー選手でありながら、教育者、そして起業家として“3足のわらじ”で、30代の新たな人生を歩み、突き進んでいる。

 このオフは教育者としての活動で台湾、カンボジア、インドネシアや米国を巡り、現在はミランの遠征で米国に滞在している。

 そんな中、8月1日、区切りのいいタイミングで起業家としての側面から「エンジェル投資家」の本格的活動開始を宣言した。