元日本代表監督の岡田武史氏(58)がオーナーの四国リーグFC今治が23日、愛媛・今治市内で新体制会見を開催。岡田オーナーは23年に2万人収容の多目的競技場を建設、25年までにJ1優勝、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝争いを目標に掲げた。

 「スペインなどでは共通認識の型を持った上で、自由な発想をいかす。日本でもそのような型をつくりたい。それが岡田メソッド」。下部組織からトップまで一貫した方針のもと、強化を進める方針だ。「10年後には代表にFC今治から5人くらい入れれば」と言う。

 ユニホームの背中には人気グループEXILE(エグザイル)などの事務所「LDH」、肩には三菱商事など大きなスポンサーが付いた。前U-17日本代表監督の吉武氏、甲府などで監督を務めた大木氏もスタッフ入り。大きな目標にも「不可能だと思ったら、こんなことはしない」と話す岡田オーナー率いるFC今治が、夢に向けて動きだす。