サッカー元日本代表の前園真聖氏(41)が東アジア選手権で五輪組の台頭に期待した。

 1日、江戸川大(千葉・流山市)のオープンキャンパスで社会学部現代社会学科に来年から開設されるレジャー・スポーツマネジメントコースのオープンキャンパスの特別講義に参加。高校生らを前に、約1年半前の飲酒トラブルを踏まえ「40歳にして大きな失敗から学んだ。サッカーでも1人じゃ、何もできない。いい時は1人でやっている感じだけど、チームに支えられて自分がある。これから、いろんなこともあるけど人生は続く。頭を下げずに正面を向いてぶつかって強い心を持ってほしい」とエールを送った。

 また東アジア選手権に向け、日本代表の男女ともに優勝を予想。女子W杯では決勝で敗れたら丸刈りの公約を守ったが、今回は「ここから(切っても)あまり変わらないですよね」と苦笑い。かつてアトランタ五輪でマイアミの奇跡を起こした元主将は「来年、五輪があるのが忘れられているかな(笑い)。湘南の遠藤とか五輪に向けてレギュラーを取るようなパフォーマンスを見せてほしい」と五輪世代に期待を寄せた。