背番号「7」に誓う。14日に26歳の誕生日を迎えた仙台のMF奥埜博亮が“ミスターベガルタ”継承への決意と、明日16日のアウェー鹿島戦での連勝を誓った。練習後、水をかけられるなど手荒い? 祝福を受けた奥埜は「ちょうど中堅。若手も上も両方を見据え、チームのことも考えてやりたい」と仙台を引っ張る覚悟を示した。

 ブランメル時代から仙台一筋でクラブをけん引した千葉直樹の背番号も継ぐ。今季仙台で才能の片りんを見せ始め、「自分の番号にできるように」と奮闘中。渡辺監督も“未来を担う男”について「信念を持ちぶれずにプレーしている。若手は彼の背中を見て育っていく。そのための7番」と、信頼は厚く、期待も大きい。

 未来を切り開くため、奥埜は目の前の鹿島戦に全力を注ぐ。「松本戦勝利のいい流れに乗り、継続させられるよう勝利を収めたい」。まず難敵鹿島を倒し、反撃の夏にする。