4位のC大阪が、J1自動昇格圏の2位浮上を視野に入れた。岐阜に勝利。上位3チームがそろって敗れる中、3戦ぶりの勝利で2位磐田との勝ち点を3差に縮めた。

 C大阪FW玉田圭司(35)が、J1自動昇格圏の2位が見える貴重なPK弾を挙げた。前半10分、左足でゴールど真ん中に決めた。前節千葉戦では出場機会がなく、PKを蹴るまでボールを離さなかった。「GKが動くと思ったので、真ん中に蹴った。結果にこだわりたいと思っているし、それを証明できるのはピッチだけ」。決勝点となる今季8点目は、クラブのJ2ホーム通算200点目。3試合ぶりの勝利に花を添えた。

 上位3チームが敗れ、2位磐田と勝ち点3差に迫る4位をキープ。それでも、攻守ともに連係が乱れ、決定機を作りながらも、追加点を奪えなかった。玉田は「自分も含めて、チームが迷いながらプレーしているように感じた。イライラしながら、プレーしてしまった。(勝ち点3差にも)結果をうのみにせず、自分たちのものにしていかないと」と、厳しい表情を浮かべた。