後半ロスタイムにMF斎藤学(25)の勝ち越し弾で試合が終わると、J1通算500試合出場の横浜DF中沢佑二(37)はモンバエルツ監督と抱き合った。「最高の一言。コーナーとかで(自分が)決められればより良かったけど、そこは持ってない男なので、チームを信じるしかなかった」と笑みを浮かべた。
プロ17年目の37歳が活躍し続けられる秘訣(ひけつ)は“中沢スタイル”にある。徹底した食生活に8時間睡眠で体調を整え、練習には誰よりも早く来て最後まで残る。試合後は交代浴など入念なケアを施し、他の選手よりも1時間以上遅く帰る。そして大の負けず嫌い。「若い子には負けてられない。チームメートの姿を見ながら火を付けている」と言う。
昨季からは全試合フルタイム出場を続ける鉄人に衰えは見られない。頭の片隅には3年後のW杯ロシア大会がある。「俺としゅん(中村)で行けたらな」と、大きな目標に向かってこれからもボンバーは走り続ける。【青木沙耶香】



