首位大宮が長崎を下し、2季ぶりのJ1復帰に王手をかけた。前半7分、DF渡部大輔(26)のゴールで先制。後半23分にFWムルジャ(31)が追加点を奪い、相手の反撃を1点に抑え、逃げ切った。次節にも自動昇格圏の2位以内が決まる。
長いトンネルから抜け出した。終了の笛が鳴ると、渋谷洋樹監督(48)は両手を挙げて5試合ぶりの白星をかみしめた。勝利に飢えたチームを救ったのは、大宮ユースからの生え抜きDF渡部。5試合ぶりの先発に「チームが苦しんでいたので新しいアクセントをつけたいと思っていた」と1ゴール1アシストの活躍で応えた。
迷いは消えた。この1週間は選手で意見交換会を行い、全員一丸となって取り組むことを再確認。1失点も、1人のミスを周囲の選手がカバーし、チームのまとまりを取り戻した。
次節8日のアウェー讃岐戦で大宮が勝ち、磐田が負けるか福岡が引き分け以下なら昇格が決定する。また、磐田が負け、かつ福岡が引き分け以下ならJ2優勝も手にする。渋谷監督は「まだ何もつかんでいないので浮かれないようにしたい」と手綱を締めた。自信を取り戻した大宮のJ1がいよいよ近づいてきた。
◆大宮の次節J2優勝&J1昇格決定条件 次節8日に首位大宮が讃岐戦に○の場合、<1>2位磐田が長崎戦に●、<2>3位福岡が群馬戦に△●のどちらかで大宮の2位以内が決まり、来季J1昇格が確定する。大宮が○で、<1>と<2>の両方の条件がそろえばJ2優勝も決まる。大宮は△の場合でも、福岡が●で2位以内が確定しJ1昇格となる。




