新潟が公式戦4連敗を喫した。

 吉田達磨監督(41)は0-1で折り返したハーフタイムに「俺たちはプレーをしに来たんだ。後半は男になれ! 1つになれ!」と選手を鼓舞。2点ビハインドの後半19分にはFW端山がゴールを挙げるも、1点及ばなかった。

 試合後の会見では、開口一番に「(新潟は)名古屋まで来てくれて、サポーターの思いを特別よく感じるチーム。勝ちを約束したけれど、敗戦を持って帰ることになる。申し訳なく感じている」と頭を下げた。

 前半は1つのピンチを脱した後に、少し安心する様子が目に映った。指揮官は「いくつかのボールに腰が引けたり…。それがあだになって、前半は何もできなかった」。一方で試合終了間際の総攻撃には手応えを感じ「前半に腰が引けたのは繰り返したくない。次、ホームに帰る。しっかり準備して、勝ちをもぎ取りたい」と30日の甲府戦を見据えた。